今話題の宗教に勧誘された話
というわけで今日は某教会に勧誘された話である。
断っておくが、特になんかこの宗教に思い入れがあるわけではない。
ないけど、あんまりな勧誘を受けたので備忘録的に記したい、という建前でブログを書くきっかけにしたい、とかそんな感じ。
都内某所、自分の通勤の通り道に勧誘ホットスポットがどうもあるらしく、二度ほど構成員に勧誘された。今回はその二回目をお伝え。
「すみませ~ん」
と声を掛けられ振り向くと、20代(ひょっとすると10代?)の男の子二人組。
二人とも真面目そうかつ、気が弱そうだな~という感じで特に悪い印象はない。
「今アンケートやってるんです。お時間いただけませんか」
わかる~。営業とかアンケートとかやったことあるから大変さわかるよ~、仕事柄その苦労はわかるよ~ということで、答えてあげようかな、と了承。
気弱な二人のほっとした表情が印象的だ。
…が、次に口から出てきた言葉はもっと強烈であった。
「あなたの幸せ度を満点100%とすると何%くらいですか?」
……はじめに神は失礼を創造された。新興宗教である。
間違いなく数字を低く答えそーな相手狙って質問してるだろ。
仮に自分が、フィリピンパブにタガログ語で勧誘され、不審者として毎月のように職質されるほど顔が濃かったりしたとしても、いきなり幸福度聞かれるほど不幸ではねーのだ。
ファッキュー、兄ちゃん。せめて年齢を聞け。
流石におかしいやろ、ということで二人と揉める。
揉める中で、兄ちゃんたちから出てきたのが、自分の幸せについて考えたい方向けのセミナーを紹介するのが本当の目的だということがわかってくる。
神はまた言われた、「嘘をつけ」。そのようになった。
それは世間的にアンケートじゃなくて勧誘と言うのだ。
そうこうしてしばらく揉めていると、突如二人の後ろからもう一人登場。
今度は割としっかり目のお兄さんで、20代。
話を聞くと、『訓練』として『アンケート』をやってもらい、何かトラブルになったら自分が出てくる役割だという。
何それ怖い。完全に修行系のアレじゃないすか。
もう少し詳しく聞くと、3人とも大学生で、大学が休みの時を利用して、『アンケート』するよう母体の団体から頼まれているという。
※ちなみに後々判明したのだが『勧誘』は条例で禁じられているため、建前上『アンケート』ということになっているっぽい。
成功率はそんなに高くないけれど、少なからずセミナーに参加しちゃう人もいる模様。
や、アンケートの建前で近づいてきて、いきなり幸福度聞いちゃう団体にセミナーもクソもあるか、とか個人的には思ってしまうんだけれども、案外世間はそんなもんなのかもしれない。
とにもかくにも、おそらく第一印象が不幸そうという極めて失礼な理由で近づかれたことになんかこう悲しい気持ちだけが残る。私はそんなに不幸そうなのだろうか?
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