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とにかく一回は山下達郎のライブに行ったほうがいいと思ってる話

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今年もこの時期が来ました。毎年恒例となりつつある山下達郎のライブです。26都市50公演やるらしいですが、御年66歳の所業とは思えないパワフルぶり。

 

行ったことない方は騙されたと思って是非行ってほしいと思いますので、今日はそんな内容の記事。

 

①演奏のクオリティがハチャメチャに高い

とにもかくにもこれ。口からCD音源おじさんなんて言われたりもするが、バックバンドもめちゃくちゃに上手い。メンバーはもう10年近く固定。実はそこにも達郎のこだわりがある。現在ドラムは30代の若い小笠原拓海さんがやられているが、この方に会うまで十数人のドラマーと会っていたそう。小笠原さんに会うまではピンと来なかったためツアーは休止。

 

ツアーでやる曲も、バンドメンバー+自分がCDのクオリティまで達していない曲は決してやらない。「このメンバーでできる曲もようやく増えてきた」とMCで言うほどクオリティには自身でも厳しい。自身のギターテクも普通にすごい。大体一曲目は「Sparkle」という曲で始まるのがお約束なのだが、アカペラ音源→バンドメンバー入場→音源止まる→達郎のギターカッティングの一連の流れがかっこよすぎて、ご飯3杯はいけますありがとうございます。

 

特に生演奏なのでデジタル音源に比べ、グルーブ感が全く違う。このクオリティでライブが出来る歌手、今や絶滅危惧種のように思えるので何回も言いますが是非一度!特に若い方!

 

②ライブ音質のこだわり方も変態的(褒めてる)

チケットは毎回激戦。私も毎年10公演くらい応募して1公演しか当たらないとかそういうのがザラ。東京在住なのに今まで東京公演が当たったためしがなく、札幌・名古屋・新潟・苫小牧と当たったところに行く羽目になっている。

これでも転売対策が厳しくなってからは(後述)だいぶマシになったほうで、まだ転売対策が厳しくない頃は、有名曲「クリスマスイヴ」にあやかって12/24の公演が一枚10万円とかに値上がりしていた。恐ろしい。

それだけ人気にもかかわらず、大人数が入れる武道館やドームでは決してライブをやらない。曰く、

①広すぎるため音響が微妙

②特に武道館はお客さんの座る椅子が固すぎて聞く環境としては辛い

③お客さんと距離がありすぎるし、双眼鏡で見てもらう状況はお客さんに失礼

 

だそうだ。そもそも音質・音響についてはこだわりがあるようで、大体MCでこのホールの音響はいいんですよー、ライブはこのくらいのホールサイズがちょうどいい、など会場の音響とホールのサイズをやたら褒める。

30年近くやってるラジオ番組で自分のライブ音源を流す時も、録音環境が悪かったので音質はあまりよくないですがお楽しみください、など音質が悪い音源をなかなか出そうとしない。ちなみにラジオで流す音源はレコード物も含めて、全て自分で調整しなおして、考えうる限り最高の音質で流しているらしい。変態だーー。

 

③今チケットがめっちゃ取りやすい

②と矛盾するかもしれないが、今、転売対策が進んでいてめちゃくちゃチケットが取りやすくなった。チケット申し込みは1公演につき一人2枚(自分と同行者)まで。申し込みの際に当日行く人物の名前を入力。会場では、運転免許証など『顔写真つきの』公的な書類とチケットがセットになっていないと入れない。(住民票など顔写真のないものはNG)。ここまでしたがために、転売が異様に減った→行きたい人がとてもチケットを取りやすい環境になった。

 

④意味の分からない高コスパ

チケットの値段は手数料などを除いて一枚9000円。高いと思いきや実はすげー安い。ライブは1公演大体3時間半くらい。長い。でその間MCは挟むものの、大体歌いっぱなし。多分毎回30曲とか演奏して帰る。おなかいっぱい大満足である。

 

というわけでとにかくライブに行ってほしい。そして極上の音楽体験をしてほしい。

いきなりワンマンライブはちょっと…という方は、最近野外のロックフェスにもちょくちょく出没しているので行ってほしい。

 

失礼な話かもしれないですが、とはいえ山下達郎も66歳。20年後、ライブをやっていないかもしれない。今だ!今しかチャンスはない!

でもブログを見た人がチケット取ったら俺が見れないかもしれない。

うーん…ファンのジレンマ。