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橋下徹氏の「三角関数や元素記号は生活の役に立たないから必修にしなくてもよくない!?」についておもった話

乙武洋匡氏「教育改革のためには教員免許の”廃止”を!」橋下氏「大いにありだ」 | AbemaTIMES

 

なんかすごい物議をかもしてて面白いなと思った次第。

まずタイトルが過激すぎる。乙武氏は「2/3は従来通りで」と言っているのに「廃止」になるのがちょっと…という感じ。

 

それはともかく、かなり問題になってるのが「三角関数元素記号なんていらない!」っていう橋下氏の発言。この発言自体にも思うところはあるけれど多分泥沼になるなーと思ってたら、やっぱり泥沼に。

 

橋下氏のこの発言は言い過ぎなんだけど、本人が大事にしたい部分は(この文章で見る限り)「必ずしも生活の上で必要ないものは選択制にしよう」なので、「三角関数元素記号はこんなに必要なんです!」とか言われても橋下氏的には「大事なことを議論しないで、枝葉で攻撃してきて何言ってんだ?」ってなると思います(これが本論なのかは知らんけど)。

 

なので、反論するにしても『選択制にするとして、何を選択科目にするかは、役に立つ立たないで決めるの?その「役に立つか立たないか」を教育や研究で出すのは延々と歴代のノーベル受賞者が今後の日本の発展に対して警鐘を鳴らしてきた方法論だけど大丈夫?大丈夫だと思う根拠は何?役に立つか立たないかはだれが決めるの?』

『役に立たなくてもインターネットで調べればいいっていうけど「調べる」って行為はある程度の基礎知識・基礎教養がないと的外れになることが多いと思うんだけどそのあたりは大丈夫?』ってなるのかなと。

 

自分も「三角関数元素記号はいらない!」って言われたらオーマイゴッド!派ではあるんだけど、そこはもうわからない大人にはわからない話なので置いておくとして、あくまで「選択制」って部分に的を絞ったほうが、橋下氏も少しは話を聞き入れてくれるのかなと思いました。

 

でも選択制にするとしてどうするんでしょうね、このあたり、橋下氏の意見をもうちょっと聞いてみたいと思いました。